「畑田医院」からのお知らせ。今日の出来事。スタッフが書き込む「畑田医院ノート」です。
東洋医学と西洋医学の融合を求めて|岸和田 内科【畑田医院】

●東洋医学と西洋医学の融合を求めて
畑田医院は漢方治療(東洋医学的治療)と西洋医学的治療を融合させ、原因治療だけでなく自覚症状に対しても漢方学(東洋医学)的診断を用い、症状にそった的確な治療で患者様の一番辛い症状をいち早く抑えることを旨としている内科・外科・胃腸科の診療所です。

たとえば、検査では異常を認めない場合でも、辛い自覚症状が取れない場合があります。そんなときこそ漢方治療(東洋医学的治療)が推奨されます。個人差があるので一言ではいい切れませんが、当院の実績として漢方学(東洋医学)的診断により、意外なほど早く効果があらわれ症状が抑えられた患者さんが多数おられます。
ただし、漢方治療を望まない方にはこちらから漢方治療を押し付けるのではなく、西洋医学的治療を用い充分なる治療効果を挙げています。


●医師の経験と直感を大切にしながら
来られた患者さんにおこなう検査は必要最小限に心がけています。来院された患者さんの身体(病気)だけ診てよしとするのでなく、病んだ心をも診ることを忘れないよう肝に銘じています。常に最新の医療情報を手に入れ、それを患者さんに提供することが社会での当院の役割と自覚しています。


●効率のよい医療を提供する
来院された患者さんの待ち時間を最小限にするため、スタッフを多く採用し効率のよい医療を提供することをこころがけています。


●当院での検査の限界、治療の限界を知る
自院での治療範囲を超えているとわかった時には一刻も早く最良だとおもわれる医療機関(患者さんの希望する医療機関にも)に紹介することを旨とし、広い分野での優れた医療機関(病院)との病診連携をもって、さまざまな患者さんにすばやく対応しています。


●地域医療の指針となるもの
「医の職業倫理を遵守し、生命安全と良質な医療を提供すべく地域医療に邁進する」ことを医療方針としています。
私たちが開業し、地域医療に飛び込んだ理由の一つは「病院や診療所で待っているだけの医療で患者さんのニーズを満たせるのか?」という疑問からです。開業当初から当院に通院する患者さんを対象に、現代医学をもってしても治らない末期癌の方や不治の病の方で、生まれ育った自分のお家で最期を迎えたいという方には往診をしております。
 
私たちが足を運ぶことで、少しでも苦痛を取り除いてあげられればと思います。癌の末期治療は本人の望む望まないにかかわらず多大な苦痛を伴うものです。大きな病院の最新治療の中で最期を迎える方もありますが、慣れ親しんだお家の中で、家族に見守られながら人生を終えたいと考える方も大勢おられます。
患者さんの人生の最終章を出来るだけ苦痛を取り除いた状態で安らか迎えさせてあげることができれば、それは私の医師としての最高の奉仕だと考えています。

私の医業の言行はロータリークラブの一員であるところの職業奉仕の理念に根ざしています。私の心の中には次の四つのテストがいつもぐるぐると回っています。
  
 「真実か、どうか」
 「みんなに公平か、どうか」
 「好意と友情を深めるか、どうか」
 「みんなのためになるか、どうか」
   
患者さんに納得していただける医療を提供できるよう、院長のみならずスタッフ一人ひとりが地域で選択される医院を目指して日々努力しています。


                                 院長 畑田率達




■内科・外科・胃腸科・漢方内科【畑田医院】 http://www.hatada-md.com/
大阪府岸和田市額原町1051【畑田医院】電話0724-43-8008
詳しい地図・・・グーグルマップ
畑田医院|指針 -
東洋医学と西洋医学の融合を求めて|【畑田医院】看護師長

「慈悲の手、慈悲の目、慈悲の耳、是すなわち看りの智慧なり」
 
この看り(みとり)の指針が出来るまで、師長・畑田雅子は自らの看護師経験25年を節目として、自分のみならずスタッフの看護教育にも原点となりうるモットーを思索し続けて参りました。
 
まだまだ経験も浅く、患者さんから多くを学び人生を教えて頂く日々ですが、私なりに看りの人生と共に得た言葉の意味は、私の人生観の根幹となる仏教観に根ざしているものです。
医の倫理も看りの倫理も根底は人間生命に光をあてたもの「生命の尊重」以外に他ありません。
 
今、医院に求められるもの・・・
 
現代医学は急速に発展し、最新の設備機器と医療技術は日に日に進歩し続けています。かなりの病気が治癒される中、一方では新しい現代病も増えています。そうした中でも人間の苦悩はそうたやすく癒されないままきています。私たち医療人は苦悩する人達にどのように手をさしのべていくべきかを考えます。
 
薬剤投与で治癒する方もおれば、現代医学の力の及ばない病気の方もおられます。私たちが一診療所の一医療従事者としてお手伝い出来ることには限りがありますが、人間本来の生命に光をあて、慈悲の心を一時でも忘れてならないと考えています。どんなに医療が発達しても、 人間を診る、看ることには変わりはありません。
 
一人の人間、身体と心は一つであります。身体だけを部分的にみるのではなく、その心をみ、その心を聴くのです。医療者の心の姿勢が病む人の心に伝わっていくものだと、長い看りの経験から思います。当院が心がける基本は、一人の人間を大切にという基本姿勢を貫くことです。



この標語の背景には患者さんとの様々な出逢いとドラマがあり、その中から生まれた言葉なのです。
医療人として技術や知識を提供しても、知識だけでは一方的な提供(サービス)に過ぎません。 知識を知恵に変え、そして智慧の中にこそ深いドラマが生まれてくるのです。
 
こうしたことで看りの言葉をどんなカタチで表そうかと考えていた折、開院以来の通院患者さんの中に書家の方がおられることに気付き、私の意を伝えました所、快く引き受けて下さいました。
その書家の先生が「円の中にこの言葉を入れたい」(和楽の和、団結「チームワーク」の意)とのこと、私もその考えが「輪円具足」という仏教の円(丸)の教えにあると共感したものです。私たちの目指す、ひだまりのような医院にふさわしい丸くて温かいものを感じ取りました。
その書家の先生から額として贈呈されたものです。
 
 
                                 看護師長 畑田雅子





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